ろくに片づけられない本棚

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【映画】「セブン(1996年公開)」を見ました

ブラッド・ピットが若い。

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Amazonプライムで配信していたのを見ました。

https://www.amazon.co.jp/セブン-字幕版-ブラッド・ピット/dp/B00FIWCHPG/ref=nodl_

 

監督:デヴィッド・フィンチャー

公開:1996年1月27日(日本公開)

製作国:アメリ

ジャンル:サスペンス、刑事もの

ざっくり内容:七つの大罪に準えて起こる連続殺人事件を退職まであと一週間の刑事ウィリアム・サマセット(モーガン・フリーマン)と新人刑事デビッド・ミルズ(ブラッド・ピット)が追う。

 

サスペンスだったりホラーだったり人が死んじゃう系の作品ばかり視聴していたらアマプラでおすすめに上がってきました。サスペンスの名作。

 

ストーリー、冷静沈着なベテラン刑事と熱血新人刑事のコンビの実家のような安心感はすごい。割と殺され方がえぐくて「うはあ」という感じです。「あ、これ犯人どうしようもなく頭おかしいヤツや」と思わざるを得ない話の運び方、見せ方です。疾走感もあって体感時間ものすごく短かったです。

 

見せ方、ラストの引きの絵がとにかく綺麗でお気に入りです。えげつない殺害現場とか生活感満載の乱雑な部屋とかも汚いのにどこか美しかったです。邦画の乱雑な部屋は見ても「汚い」としか思わないのに、洋画のただただ汚い部屋はわくわくするしなんならかっこよく感じるのは住む文化圏が違うから………?

 

作中には現場に七つの大罪が血文字で残されていたり、図書館で蔵書の閲覧をするシーンがあったりととにかく「文字」を魅せるシーンもすごく印象的でした。この「Se7en」のタイトル文字なんてめちゃかっこいいです。日本版のポスター検索かけたら全くこの面影なくて「え?」となったのでこの画像です。オープニングとエンドロールもタイプライターの書体で新聞紙だったり手帳だったり小物を活用して製作されていておしゃれです。下から上に流れるエンドロールじゃなくて逆だったんですよねえ。

 

ストーリーも演出もとにかくお気に入りの一作になりました。「なんか手軽に名作映画抑えておきたいな」という自分にはぴったりでした。

 

そろそろ洋画を大きい映画館の画面で観たいなあ……